（活動レポート）南伊勢自然電力太陽光発電所の1%forCommunity活動について

本ページは一般社団法人GBPラボラトリーズの前身である、
一般社団法人自然基金の活動アーカイブです。

2014年9月より売電を開始した南伊勢自然電力太陽光発電所（三重県会郡南伊勢町）。
1% for Community（地域還元事業）の一環として、出資者である株式会社吉田組と自然電力株式会社が南伊勢自然電力合同会社を通じて、売電収益の約1%を毎年、南伊勢町へ寄付を行っています。

寄付金は、町が設置した自然エネルギー活用基金を通じて「南伊勢町環境保全活動事業費補助金」として、地域の環境保全活動に役立てられています。
2016年から継続しているこの取り組みは、今年度で6年目を迎えており、今後とも地域のニーズに即した環境活動に活用する予定です。

＜参考：2020年度（R2年度）の補助先について＞

・特定非営利活動法人　南勢テクテク会
活動内容：登山道の整備・案内板の補修及び設置・展望所の整備

・贄浦にこにこクラブ
活動内容：木の伐採、剪定・看板設置

・おんわ会
活動内容：堤防の草刈管理・除草作業・草花、花木等の植栽管理

＜活動へのメッセージ＞

▼南伊勢町役場まちづくり推進課：大西様からのメッセージ

当町では「ゼロカーボンシティみなみいせ」をめざして～2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロ～が町長より表明されました。いただいた貴重な財源をもとに南伊勢町の環境保全に循環させていただき、これからも持続可能な社会の実現に向けて少しずつでも歩んでいきます。感謝しています。

▼本発電所の出資企業である吉田組様からのメッセージ

建設会社である兵庫県姫路市の吉田組は、２０１４年１月より南伊勢町でのメガソーラー発電所施工に携わり、発電開始後も発電所運営に携わって参りました。
地元への恩返しとして売電収入の1％を寄附させて頂いたものが、南伊勢町を通じて環境保全や地元活性化に生かされていることを大変うれしく思っております。今後も「サスティナブルな社会に建設業がどのように貢献できるのか？」を常に考えながら南伊勢町の活動を微力ながらサポートしてまいる所存です。

▼本発電所の出資企業：自然電力株式会社 電源開発本部 開発部 部長　高尾 康太からのメッセージ

自然電力株式会社では「青い地球を未来につなぐ」ため、再生可能エネルギーの発電事業だけではなく、発電事業で関わる地域の価値を高める取り組みへの支援が不可欠だと考え、1% for Community（自然電力社の地域還元事業の総称）を推進してきました。南伊勢自然電力太陽光発電所においては、吉田組様にも本趣旨にご賛同いただき、南伊勢町への地域還元の取り組みが6年目を迎えたことを大変嬉しく思います。

今後も南伊勢町の豊かな自然を守る地域活動への一助になるようご寄付を続けるとともに、更なる協働についても一緒に検討できれば幸いです。