MEMBER PROFILE
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了後、都市計画コンサルタントとしてまちづくりビジョンの策定などに従事。その後、大学の産学官連携コーディネーターとしてまちづくり・ものづくりに係る地域連携に取り組む傍ら、日本都市計画家協会理事として三陸の復興まちづくり支援などを手掛ける。
2018年に一般社団法人アーバニストを設立、「持続可能なまちづくりのためのビジネス創出に向けた参加型プラットフォーム」シティラボ東京のディレクターとして、サステナブルビジネスと都市・地域との融合のあり方を模索中。
著書:『アーバニスト―魅力ある都市の創生者たち』(2021.11、筑摩書房、共著)、『大学とまちづくり・ものづくり―産学官民連携による地域共創』(2019.3、三樹書房、共著)
MESSAGE
GBPに応募された、関心を持っていただいた皆さん、こんにちは!
私は「シティラボ東京」という施設・コミュニティの運営を行いながら、サステナブルビジネスやまちづくりを考えています。
人口減少や高齢化、脱炭素やサーキュラーエコノミーなどの流れを加速していくためには、グリーンビジネスを都市・地域にインストールしていくことが必要と考えているためです。
実は、当ラボでも昨年度から企業向けのプログラムを始動し、多様な企業人たちと一緒にグリーンビジネスの推進に向けて取り組んでいます。同時期に同じ気持ちで事を起こした同志としてGBPの皆さんとの相乗効果も起こしていければと思っています。
ところで…、そもそも「まち(都市・地域)づくり」ってなんでしょうね?
色々な人が各々の意味合いで使っていて、ビジネスとも近しいような、でもやはり異なるところもあるような…?
各々の地域で状況は異なりますし、どんな小さなフィールドでも多様な考え方を持っている人が居て、絶対的な答えはありませんが「グリーンビジネス」は都市・地域が抱える課題の解決として、効果的なアプローチになるのではないかと考えています。
今までの経験をお伝えしつつ、皆さんの持つ想いとのディスカッションを行いながら、グリーンビジネスのアプローチを探りたいと思います。
また、本講義では、シティラボ東京の企画を行っている東京建物より八重洲・日本橋・京橋エリアを中心にまちづくりを通して社会課題の解決や持続可能な社会の実現に取り組んでいる事例を紹介します。ビルオーナーとテナント様、企業と地元の皆様、都心と地方など幅広い視野から考えられればと思います。
共同講師
小島 靖弘 Kojima Yasuhiro
東京建物株式会社 まちづくり推進部
慶應義塾大学商学部商学科卒業、グロービス経営大学院経営研究科修了。大学卒業後、鉄道事業やテーマパーク事業、自治体等のスマートシティ構想コンサルティングに携わり、2022年1月、東京建物株式会社に入社。現在は八重洲・日本橋・京橋エリアのイノベーション・エコシステムの形成の一環としてシティラボ東京の企画や運営支援に携わる。