MEMBER PROFILE

第2期講師

GOICHIKAWASHIMA

川島 悟一

自然電力株式会社
未来創造室エキスパート

川島 悟一

東北大学大学院 理学研究科博士前期課程修了
2001年、荏原製作所に入社、環境・エネルギーに関する新規事業開発。
2006年、博報堂にて、地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」の企画・ディレクション。
2007年、環境コンサルタントとして独立し、企業や地方行政の温暖化対策の立案。
2009年、内閣府にて「新しい公共」のための環境整備となる政策立案。
2013年、自然電力に入社。太陽光開発、電力協議、小水力・バイオマス開発、電力小売事業などを担当。
現在、中長期的戦略、政策渉外、新規事業などに従事。

MESSAGE

なぜ、“地域“なのか?
あなたは、なぜ、“地域“というテーマに興味を持ちましたか?

私の場合は、地域こそがエネルギー問題の解決のカギだから、
“地域“というテーマを重視しています。

私のライフワーク(人生の目標)は、化石燃料に依存しない社会を
子や孫の世代に残すことです。
そのためには、地球規模でのエネルギーシステムの転換が必要です。
一方で、その実現は、自らの生活や地域から変えていくことが効果的です。
人類は、太陽光発電、蓄電池、ヒートポンプなどの技術を手に入れ、
それらを利用するコストが、化石燃料のコストを下回るようになってきています。
その結果、私たちの生活は、化石燃料に依存せず、経済合理的に、
ある程度のエネルギーを自給できます。
また、人口減が進む過疎地では、ガソリンスタンドやガス販売店など、
これまでの生活インフラが維持できなくなってきています。
であれば、給湯や自動車を電化して、太陽光発電も導入して、
できるだけエネルギー自給していけばいいのです。
また、増え続けている荒廃農地を生かせば、
地方が都市部にエネルギーを“輸出“して、“外貨“を稼げるのです。

これまでの公共事業による再配分ではない形で、
地方経済も成り立たせていくことも可能です。

“地域“×”エネルギー“には、大きな可能性があるのです。

あなたも“地域“×”何か“の「何か」を見つけるため、
「何か」が決まっていれば、「地域」をより知るために、
ぜひ、Green Business Producersに参加ください。

メンバー一覧に戻る